こんにちは、バンコク在住のぴっぴです。
今回は、バンコク開催『Jolly Phonics(ジョリーフォニックス)のワークショップ』に参加した私が、その内容・雰囲気・リアルな感想をお伝えします。
(フォニックスってなんぞや?という方はこちらから▼▼)
Jolly Phonics(ジョリーフォニックス)とは、イギリスで考案された児童向けのフォニックス学習メソッドのひとつ。
(ジョリーフォニックスについて詳しく知りたい方はこちらから▼▼)
Jolly Phonicsでは『シンセティックフォニックス』という新しい学習法を用いており、現在世界100ヵ国以上の学校で採用されています。
(シンセティックフォニックスについて詳しく知りたい方はこちらから▼▼)
Jolly Phonicsのワークショップでは、そのメソッドを使った児童向けのフォニックス指導トレーニングを受けることができるんです。
実際にバンコクのワークショップに参加しトレーニングを受けてみると、想像以上に充実した内容ですごく勉強になりました!
ワークショップ終了後には『修了証』ももらえます。
日本各地でJolly Phonicsのワークショップが開催されてるのは知ってたけど、バンコクでもあるんだね!
フォニックスに興味がある英語学習者や、お子さんのフォニックス教育に興味があるパパやママ、Jolly Phonicsの指導法を学びたい英語教師のみなさんにとってなにか参考になれば嬉しいです。
- バンコクのワークショップ講師
- ワークショップの雰囲気
- トレーニングの内容
- ワークショップに参加してみての感想
- ワークショップの申し込み方法
Jolly Phonicsのワークショップに参加した理由
ぴっぴはなぜJolly Phonicsのワークショップに参加したの?
もともとフォニックスには興味があってYoutubeで独学していたんだけど…
友達からJolly Phonicsのワークショップがあることを教えてもらってぜひ参加したいと思ったんだ!
私は現在子どもはいませんし英語の教育者としての経験もありませんが、
- 英語学習者としてフォニックスに強い関心があった
- Jolly Phonicsの指導法に大きな可能性を感じていた
- もしチャンスがあれば、将来日本の子どもたちにフォニックスを教えてみたい
などの理由から参加を決めました。
バンコクのワークショップ会場と申し込み方法
バンコクのワークショップは『Jolly Kids Books』が主催しています。
ワークショップの会場はJolly Kids Booksの建物2階です。
建物1階には、イギリスから輸入したJolly Phonicsの教材が陳列されています。
こちらで直接教材を購入することができます。
ワークショップは朝9時から夕方4時半までです。
ワークショップの参加を検討されている方は、『Jolly Kids Books』のホームページから日程や参加費など詳細をチェック・申し込みをしてください。
早割りなどもあります。
私はホームページに記載されたメールアドレスから参加申し込みをしました。
送られてきた銀行口座に参加費を振り込んで、申し込み完了になります。
(※日本語版の教材もあります)
ワークショップ講師のプロフィール
ワークショップの先生ってどんな人なの?
講師の先生の自己紹介動画があるよ。
講師のロック先生は「Jolly Phonics」と「Jolly Grammer」の公認トレーナーで、タイやミャンマーの学校でフォニックス指導をする経験豊富なスペシャリストです。
また彼は教師向けのトレーニング指導も行っています。
ロック先生には数多くの実績があり、生徒の多くは「英語をほとんど話せないレベル」から飛躍的な進歩を遂げているそうです。
ワークショップ対象者
ワークショップはおもに次のような人が対象です。
子どもにJolly Phonicsで読み書きを習得させたい
- 親
- 英語の指導者
実際に当日の参加者は「現役の英語の先生」か「子どもをバイリンガルに育てたいママ・パパ」がほとんどでした。
親でも英語教師でもない私は、かなり異色でした (笑)。
参加者の国籍はさまざま。
半数以上がタイ人で、その他アメリカ人、イギリス人、私たち日本人などがいました。
ネイティブ・非ネイティブ関係なく、
「Jolly Phonicsについて知りたい。学びたい。レッスンに取り入れたい。」
とJolly Phonicsに興味があるすべての人がワークショップに参加できます。
ワークショップの内容
ワークショップはすべて英語で行われます。
ワークショップは2つのステージに分かれています。
- Jolly Phonics (ジョリーフォニックス)
- Jolly Grammar(ジョリーグラマー)
ジョリーフォニックスとジョリーグラマーはいっぺんに受講することが可能。
通常は土日開催で「1日目はJolly Phonics」「2日目はJolly Grammar」というスケジュールになります。
私が申し込んだときはコロナの影響もあってかJolly Grammarの開催がなかったので、また次回参加するつもりです。
ワークショップの雰囲気
ワークショップはどんな雰囲気だった?
始終あたたかい雰囲気でとても楽しかったよ。
過去のワークショップ動画があるので雰囲気を知りたい方はこちらを見てみてください♪
和気藹々として良い雰囲気だね。
午前中のプログラム
ワークショップは、アクションを使った参加者の自己紹介から始まります。
アクションを交えた自己紹介で、楽しいアイスブレイクでした。
緊張がとけて全体の雰囲気があたたまってきたら、ロック先生による講義がスタート。
午前中のプログラムはざっくりこんな感じです。
- ジョリーフォニックスとは?
- シンセティック・フォニックスとは?
- 読み書きのために必要な5つの基本技能
- 基本的なレッスンプラン
- ジョリーフォニックスの42の音、ストーリー、アクション紹介
スライド説明のあと、参加者全員が立ち上がってJolly Phonicsの基本音42個のアクションをみんなで実践してみたりします。
ワークショップまでにJolly Phonicsのフォニックスソングの歌とアクションを覚えておくと安心です。
フォニックスソングのアクションを全員で練習したときは、「体の動きだけでなく表情を変えることも大事」だと教えてもらいました。
先生がこのようにおっしゃっていたのも印象的でした。
子どもたちに英語指導をするとき、すぐに全部やらせようとしないことが大事。彼らには時間が必要。
日常生活のなかに「フォニックス指導」を少しずつ盛り込んでいくと効果的ですよ。
そこから1時間のランチタイムをはさみます。
お弁当は数種類から選ぶことができ、私は「焼肉弁当」にしました。
午後のプログラム
午後のプログラムではTricky Wordsについての説明があり、そのあと参加者同士でJolly Phonicsの教材を使った指導のロールプレイを行いました。
多感覚を使いながらゲーム感覚で楽しくひとつひとつの文字の音を学んでいくプロセスは、私がこれまで日本で受けた英語教育とはまったく別物。
驚きの連続でした。
グループごとに「先生役」と「子ども役」に分かれてロールプレイをしている様子です。
参加者主体の体験型ワークショップなんだね!
家庭でも使える実践的なアイデアがたくさんあってとても勉強になりました。
日々の学習においては親御さんのフォローがとても大事になるとも感じました。
ワークショップ終了後、『修了証』を頂く
ワークショップが終わったら『修了証』を授与してもらいます。
嬉しい~!!
ロック先生と記念撮影。
とってもフレンドリーで講義も分かりやすくで素敵な先生でした。
ちなみに配布資料として、Jolly Phonicsのメソッドや学習プランなどについて詳しく書かれた冊子などももらえます。
ワークショップの感想
ワークショップの内容は想像以上に充実していて、6.5時間みっちりと実践的な指導をしていただきました。
英語中級者で英語力がまだまだ乏しい私にとって、講義についていくのはなかなかハードでした。
英語を聴き取るために長時間集中力をもたせるのはかなり大変で、ワークショップ終了後は疲労困憊でした (笑)。
しかし「目から鱗」な学びが本当に多くて、心から参加してよかったと思います。
知れば知るほどフォニックスは奥が深くておもしろく、今回得た知識はこれから自分の英語学習にも大いに活かせる自信があります。
一番の学びってなんだった?
「多感覚を使って楽しく英語を学ぶこと」の大切さを身をもって体感できたことかなぁ。
いろんなアクションやゲームをつかって目や耳や体で能動的にスキルを身につけていくプロセスをイメージできました。
私も幼少期にフォニックス教育を受けたかったなぁ~と羨ましくなるくらいです。
フォニックス教育を日本の英語教育にも取り入れると日本人の英語力は底上げされるのでは?とも個人的に思ったり。
現時点での問題は、フォニックス教育ができる日本人がまだまだ少ないことかと…
日本に帰国したら、なんらかの形で今回の経験を生かせる日がくればいいなと思っています!
過去のワークショップの参加者が感想をシェアしてくれている動画があるので、興味がある方はご覧ください。
まとめ
Jolly Phonicsのワークショップは日本でもバンコクでも定期的に開催されています。
興味がある方はぜひ公式ホームページから詳細をチェックしてみてくださいね。
少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです♪
ボクもフォニックス学習始めてみる~!