こんにちは、バンコク在住のぴっぴです。
前回の記事では「タイ古式マッサージとはなんぞや?」というお話をしました。
(▼タイ古式マッサージについての知識を深めたい方はこちらの記事から▼)
今回ご紹介するのは、私が実際に受講したワットポーマッサージスクール【本校】基礎コース5日間の体験談です。
5日間学校に通ってテストに合格すると修了証明書(ディプロマ)がもらえる外国人向けのコースです。
基礎コース以外にも、上級コース・フットマッサージ・オイルマッサージなど個人の目的に合った多彩なコースが用意されています。
「タイ古式マッサージに興味がある」「習ってみたい」という方にとって、この記事がなにか参考になれば嬉しいです。
私が通ったワットポーマッサージスクールはバンコクに「本校」と「スクムビット校」の2校があるのですが、本記事は本校の紹介です。
学校に通うの面白そう!
一体どんな雰囲気なんだろう…?
マッサージ経験のない超初心者の私でも和気藹々とした雰囲気の中で楽しくマッサージを習得できました。
本校はタイ人や海外の生徒が多く異文化交流の場にもなるので、その魅力もお伝えします。
2021年3月時点での情報です。
- タイ古式マッサージに興味がある人
- タイ古式マッサージを習ってみたい人
- タイ古式マッサージの学校を探している人
タイマッサージ学校に通うことになった経緯
そもそも、何でぴっぴはマッサージを習おうと思ったの?
「タイでしかできないことをやりたい」って思ったんだ。
ある日のこと、バンコクで出会った友達と2人で「タイでしかできないことって何があるんやろ?」って話をしてたんです。
そしたら彼女が「私、タイマッサージに興味があるんだよね。一緒に習ってみない?」と誘ってくれたんです。
本場で伝統的なタイ文化を学ぶのは価値があるし、帰国後に家族や友達にマッサージしてあげられたら素敵だな~って思いました。
そんなわけでマッサージ学校に通うことを決め、友達と申し込みました。
今月末から友達と2人、タイ古式マッサージを短期集中で習いに行くことにしました💆♀️❣️タイでしかできないこと、目一杯楽しみたい🥰
申し込みの段階で本部のレスポンスが遅くて不安なとこもあるけど、何とかなりますように😂
本帰国間近の大好きな友達と最後に貴重な経験ができるの、心から嬉しい🥲💕— ぴっぴ@バンコク在住ブロガー (@pippirotta39) February 18, 2021
選んだのは『ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクール』
バンコクにはいくつかのタイマッサージ学校がありますが…
私たちが選んだのがワット・ポータイ伝統医学マッサージスクール(Wat Pho Traditional Massage School)です。
有名な学校なの?
うん。権威ある老舗スクールで、世界中から訪れる外国人の多くがこの学校でタイ古式マッサージを学んでいるよ。
ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクールとは?
ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクールは、1955年に文部省認可のもと設立されたタイ伝統医学を伝える学校です。
1962年にはタイ古式マッサージのコースが設立し、1991年にはその専門コースが標準化されました。
Watpo Thai Traditional Medical School(ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクール)は1955年に開校し、タイの伝統的な薬草の調合法、診察法の教育を行ってきました。
1962年からはタイ古式マッサージのコースも設置され、現在では4つのタイ医療の基本コース(薬学、伝統医学、助産、タイ古式マッサージ)を提供しています。
また、ワット・ポーはタイ国教育省(文部省)及び保健省(厚生省)に管理されたタイで初めてのメディカルスクールでもあります。
引用元:「ワットポーについて」
中でも、特にタイ古式マッサージのコースが有名で、短期間で修了できる基本的なコースもあり、安全にマッサージを行う方法を習得することができます。
現在までに多くのタイ人または外国人がこのコースを修了し、各地の古典医学校で講師をつとめたり、世界中のマッサージ業界やスパ関連業界で習得した技術を生かして活躍しています。
引用元:「ワットポーについて」
- ワットポー式バンコクスタイルの中心的存在
- 外国人向けタイマッサージスクールの先駆け
この学校はタイ古式マッサージの2大流派のひとつ「ワットポー式」の中心的存在です。
外国人向けスクールの先駆けとして、タイマッサージを世界に広める役割も果たしました。
タイ人・外国人ともに多くの修了生を世に送り出しており、その存在意義はとても大きいです。
ワットポーが「タイ古式マッサージの総本山」と呼ばれる理由
学校の名前にもある「ワットポー」は、タイ古式マッサージの総本山とされています。
ワットポーとは、1788年にラーマ1世によって建てられたバンコクで最大かつ最古の寺院。
巨大な黄金の寝仏像が有名な定番の観光地で、境内には歴代国王の墓があります。
なぜワットポーが「タイ古式マッサージの総本山」って言われるようになったの?
マッサージの知識が集約された場所だからだよ。
アユタヤ王朝以降、タイ古式マッサージのノウハウは宮廷の医師らによって体系的にまとめられ、ワットポーに残されました。
このノウハウを元に開校したのが、ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクールだったのです。
ワットポーにはタイ伝統医学書が刻まれた石碑があって、これは誰でも見ることができます。
タイ各地で伝承的に伝えられてきたノウハウが体系的にまとめてワットポーに残されたから総本山と呼ばれているんだね。
ワットポータイマッサージスクールは2つある
ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクールはチェンマイを含めいくつかの支店がありますが、ここではバンコクにある2校を紹介します。
- ワットポー本校
- スクムビット校
本校はワットポー寺院の近く、スクムビット校は日本人も多く住むバンコクの中心部スクムビットエリアにあります。
【本校】の場所・特徴
- ワットポー寺院のすぐそばにある
- タイ人・外国人受講者が多い
- 受講料が安い
- 授業は英語 or タイ語
- ゆるめな雰囲気
本校の場所はワットポー寺院のすぐそば。
MRTサナームチャイ駅から歩いて5分ほどで、チャオプラヤ川の東側沿いにあります。
開校当時はワット・ポーの敷地内にありましたが、現在の場所は寺院から数ブロック離れた先です。
バンコク中心部より少し離れているということもあり、受講料はスクムビット校よりも安め。
タイ人や外国人受講者が多く、インターナショナルな雰囲気のなかでレッスンを楽しめるのが特徴です。
本校の詳細
名称 | Wat Po and Chetawan Thai Traditional Medical School |
住所 | 392, 34 Maha Rat Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok 10200 |
URL | 公式ホームページ |
電話 | 026223551 |
【スクムビット校】の場所・特徴
- バンコク中心部にあり利便性が良い
- 授業は日本語 or タイ語 or 英語
- 日本語のテキスト、日本人スタッフが常駐
- 真面目な雰囲気
ワット・ポータイ伝統医学マッサージスクールの分校として1998年に日本人などの外国人向けに開校したのがスクムビット校です。
BTSプロムポン駅の3番出口から歩いてすぐの場所にあります。
スクムビット校の講師は本校から派遣されます。
受講予約・申し込み手続き・テキスト・授業すべてに日本語対応あり。
事務局には日本人スタッフが常駐しているようなので、日本人が学びやすい環境が整っていますね。
スクムビット校から派遣された先生によると、日本人が多いスクムビット校の方が静かで勉強熱心な雰囲気だということでした。
スクムビット校の詳細
名称 | ワットポーマッサージスクール・スクンビット校 |
住所 | 1/54-55 Soi39, Sukhumvit Rd., Bangkok 10110 |
URL | 公式ホームページ |
電話 | 02-261-0568 |
2つのうち「本校」を選んだ理由
私たちが選んだのは「本校」でした。
なぜ「本校」にしたの?
1番は「せっかくならインターナショナルな雰囲気のなかで他の生徒と交流を深めながら学びたい」って理由かな。
あと、「毎日ワットポーがある王宮エリアに通う」っていうのもシンプルに楽しそうだと思ったよ。
ワットポータイマッサージスクール本校のコース
受講者は各自の目的に合ったコースを自由に選択できます。
ここでは本校で用意されているコースについてご紹介します。
スクムビット校のコースについてはこちらからご確認ください。
修了証がもらえる短期集中のショートコースと、開業を本気で目指すプロフェッショナルコースの2つに分かれています。
私たちが受講したのはショートコースのタイ古式マッサージ基本(30時間)で、もっともベーシックなコースです。
ショート(修了証習得)コース
- タイ古式マッサージ基本(30時間)
- フットマッサージ(30時間)
- オイルマッサージ&アロマセラピー(30時間)
- タイ古式マッサージ上級(60時間)
- 幼児・子供用マッサージ(21時間)
- 女性専用マッサージ(30時間)
- ルーシーダットン(5時間)
- フェイシャルマッサージ(30時間)
- ボディトリートメント基本①(24時間)
- ボディトリートメント基本②(30時間)
- ネイルケア/ネイルアート(42時間)
※タイ古式マッサージ上級コースは、基本コースを卒業しないと選択できません。
プロフェッショナル(開業支援)コース
- スパ&ボディトリートメント(120時間)
- プロフェッショナルタイ古式マッサージ(165時間)
- プロフェッショナルスパセラピー(200時間)
本校とスクムビット校で受講料が異なる
「本校」と「スクムビット校」で受講料が異なりますのでご注意ください。
たとえばタイ古式マッサージ基本コースの料金は、本校は12,000バーツ、スクムビット校は17,000バーツです。
(※2021年3月時点の料金です)
「本校」の方が少し安いんだね。
ワットポータイマッサージスクール本校に申し込む
ワットポータイマッサージスクール本校への申し込みは、本校の公式ホームページから行いました。
登録してアカウントを作成してからログイン、予約をします。
私たちの場合は途中からLINEでのやり取りになり、そこで日程調整などを行いました。
友達が事務局とLINEでやり取りをしてくれていたのですが、返事がとにかく遅く不安を感じていました。
突然電話がかかってきて、そこで日程を確認する場面もあったようです(言語は英語)。
直接学校に行って申し込むなど手段は他にもあるようなので、各自で確認いただければと思います。
スケジュールを決める
都合の良い日程を事務局に伝え、授業のスタート日を決めます。
本来なら5日間連続で学校に通うのが普通かもしれないですが、私たちは「ぶっ続けはハードだろう」と感じて次のように調整してもらいました。
- 2月22日~25日の3日間
- 2月26日~3月3日▶お休み
- 3月4日~5日の2日間
割と融通が利くんだね。
申請・受講に必要なもの
申請および受講のために私たちが用意したものは、次の通りです。
- パスポート
- 受講料12,000バーツ
- 顔写真(縦5センチ×横4センチ)×2枚
- マッサージができる服装
- 筆記用具
- タオル
私たちの場合はオンラインで申請手続きのみ行い、当日に受付で受講料の支払いなどを済ませました。
学校側からは「オンライン決済で」と言われていたのですが、LINEの返事が遅いなど不安要素があったので、「当日払います」とお願いしました。
証明写真を用意
顔写真については、私はアソークのターミナル21にある『PHOTO IN CHIC』という写真屋さんで撮りました。
6枚で150バーツ。
物腰の柔らかい優しそうなお兄さんがサクっと撮ってくれて、10分後には完成しました。
早い!
当日の手続き
受付の人にコース受講者であることを伝えると用紙を渡されるので、必要事項を記入していきます。
このとき修了証の書式を指定するのですが、英語とタイ語のどちらかを選ぶことができます。
追加料金を払えばタイ語・英語の両方の修了証がもらえます。
追加料金は200バーツとのことでした。
服装
とくに「これでなければいけない」というのはありませんが、Tシャツとゆったりとしたロングパンツがマッサージしやすくておすすめです。
ワットポータイマッサージスクール本校の授業の様子
ついに迎えた初日。ドキドキ・・・!
授業は9時スタートなので、それに間に合うように早めに行きます。
まずはオリエンテーションにて、受講セット一式が渡されました。
テキストの他に、バッグやボールペンなどもついています。
左の青い冊子はタイ語・英語・日本語・中国語・韓国語の5ヶ国語で書かれたテキストで、右色はノートです。
しかし実際の授業で使うのは、こちらのプリント。
写真付きでマッサージの手順が書かれていて、その説明に沿って授業が進められます(説明文は英語)。
私たちの担当の先生は陽気で優しそうなタイ人男性だったので、ホッとひと安心。
教室には練習用のマットがずらりと敷かれています。
教室には他の生徒さんもいて、彼らと一緒の部屋で練習をすることになります。
コロナの影響もあって、生徒の人数はこれまでに比べてかなり少ないとのこと。
初日は私たちを含めて生徒は4人でした。
1日の流れ
- 9:00 ▶お祈り(マントラを唱える)& 午前の授業開始
- 12:00 ▶昼休み
- 13:00 ▶午後の授業開始
- 16:00 ▶終了
マッサージ学校の1日は、朝9時にみんなでマントラを唱えることから始まります。
タイマッサージの開祖シヴァカ師が描かれた絵などが飾ってある祭壇の方を向いて、先生と生徒全員でお祈りするのです。
午前の授業は9時~12時まで、ランチタイムが1時間、午後の授業は13時~16時までです。
午前・午後それぞれ、10分程度の休憩を何回か挟んでくれます。
基本コース5日間の内容
タイ古式マッサージの基本コースでは、5日間で基礎的なステップ1~5までを習得します。
【1日目】
- オリエンテーション
- ステップ①(仰向け)
1日目は仰向けの状態で行うステップ①。
授業は基本的に英語で進められます。
最初に先生がマッサージの見本を見せてくれるので、プリントにメモを書き込んでいきます。
そのあと友達と交代で「マッサージする側」「される側」になり、実践を繰り返しながら覚えていきます。
マッサージする側の時は集中力を使うし、体勢もかなりきついので疲れますが、全体の雰囲気はのんびりと和やか。
時折先生と冗談を言って笑い合ったり、マッサージされる側のときは気持ち良すぎて眠くなってしまいます(笑)。
ステップを覚えるのは正直難しいけど、新しいことを学ぶのはすっごく楽しい!
お昼休憩では、英語が話せるタイ人生徒2人が「お昼一緒に食べない?」と誘ってくれて、4人でランチに出かけました。
お互いに自己紹介をし合ったり、なぜマッサージを習っているのかについてシェアし合ったり、とても楽しい交流です。
国際交流の場にもなっていて楽しそうだね!
遂に今日から始まりました。ワットポーのタイ古式マッサージスクール!🤩
タイ古式マッサージはユネスコの無形文化遺産に登録されています🇹🇭ワットポーはその総本山。本場タイで学べること、心から幸せに思う。
朝9時から夕方16時までみっちり。めっちゃ疲れたし難しいけど、すっごく楽しいー❣️😭 pic.twitter.com/qmblXwJykJ— ぴっぴ@バンコク在住ブロガー (@pippirotta39) February 22, 2021
2日目
- ステップ①(仰向け)の復習
- ステップ②(横向け)
- ステップ③(うつ伏せ)
2日目の朝起きると、身体中が筋肉痛でびっくり!
重い体を引きずって学校へ行きました(笑)。
この日は横向けのステップ②と、うつ伏せのステップ③を新しく学びます。
やばい、全然覚えられん…
一度習ったことを覚える前にどんどん新しいことを詰め込まれていくので、プチパニックになります(笑)。
初日のステップ①が1番難しいという話を聞いて、少しだけ安心しました。
この日はメーチーと呼ばれる丸刈り頭の修行者の女性が数名新しく入ってこられました。
彼女たちがどうしてマッサージを学んでいるのか気になる…
ランチタイムに前日と同じメンバーで食べたパッタイが、めちゃくちゃ美味しかった…
学校周辺には屋台・レストラン・カフェがたくさんあるので、ランチ場所探しにはまったく苦労しません。
毎日いろんな新しいお店を開拓してみるのも楽しそう!
3日目
- ステップ①②③の復習
- ステップ④(仰向けⅡ)
- ステップ⑤(座位)
3日目も筋肉痛は相変わらず凄まじい。
この日はいつもの担当の先生は用事があるということで、スクムビット校から来た日本語が流暢な先生が教えてくれました。
ステップ④(仰向けⅡ)とステップ⑤(座位)を新しく学びます。
より一層アクロバティックさを増し、かなり難しい。
これで一通りのステップを学んだことになるので、あとは頑張って覚えねば…!
午後の授業は昼ご飯を食べて眠気が増すので、本当に危険です。
この日のランチタイムもいつもメンバーで、タイ飯屋台でガパオライスを食べました。
イチゴやタマリンドをおすそ分けしてくれた♪
彼女たちと学校で会えるのはこの日が最後だったのですが、「来月このメンバーでバンコクを小旅行しよう」という話になりました。
タイ人の友達ができて凄く嬉しかったです!
4日目
- ステップ①①②③④⑤の復習
中休み明けの4日目。
久々に学校に行くと一気に生徒が増えていて、タイ以外の国籍の生徒さんもいました。
新しく学ぶものはもうないので、とにかく繰り返し練習してステップを覚えます。
たった5日間で手順やポジションをマスターするのは、なかなか大変そうだね。
テストは70%以上覚えてないと不合格になってしまうと聞いて、不安が倍増。
明日、大丈夫かな…
不合格になってしまった場合は後日テストになるとおっしゃってました。
こちら、先生に頂いたびっくりするほど甘くて美味しかったミカン。
いつも帰宅後は疲れてほぼ復習できてなかったのですが、テスト前日の夜はさすがにプリントを見返して復習をしました(笑)。
最終日
- ステップ①①②③④⑤の復習
- テスト
最終日の午前中は、これまで習ったステップを一通り復習します。
他のタイ人の生徒さんを誘ってランチ。
そしてお昼休憩が終わったら、ついにテストがスタート!
やばい、マジで緊張してきた…
私は担当の先生へ、友達は他のタイ人の生徒にマッサージをすることになりました。
それを横で試験管の先生がチェックをして合否を決めます。
実技が終わったら「禁止事項」や「施術前後にお客さんに確認すること」などを質問されるので答えます。
さて、ドキドキの結果は…!?
無事合格できました~!
修了証も頂きました。
100点満点のうち合格ラインは70点。
私の結果は83点で、本番が1番上手くできました!笑
ぴっぴ良かったね!
おめでとう~!!
大きな不安と緊張から解放されて、達成感と嬉しさで胸がいっぱいになりました!
頑張ったご褒美にケーキ。
2つの意味で甘々です(笑)。
ワットポータイマッサージスクール本校に通ってみての感想
タイ古式マッサージ学校に通ってみて、どうだった?
タイの伝統文化を本場で学ぶことができて良かった
タイの伝統文化を本場で学ぶことができたのは本当に貴重な体験で、人生の宝物になりました。
世界の無形文化遺産の片鱗に触れることができたのは、大きな価値があったと思います。
帰国したら、家族や友達にもマッサージしてあげたいなって思います。
友達と受講して良かった
あくまで個人の感想ですが、「友達と申し込んで良かった」と思いました。
授業は基本的にずっとペアで行われ、そのパートナーとはお昼休憩も含めて一緒にいる時間がかなり長いです。
もちろん1人で受講するのも全然アリだし、実際に1人参加者もたくさん見かけたのですが…
「もしかしたら気が合わない人とペアになる可能性もあるのかな…」と思うと、私は気の置けない友達と参加して良かったと思いました(笑)。
中休みをもうけて良かった
私たちが受講したのはタイ古式マッサージ基礎コース5日間。
「たった5日間」と思うかもしれませんが、全身を使ったマッサージの訓練とで体力的にかなり疲れます。
5日間を「3日間」+「2日間」に分けてスケジュールを組んだのは、私たちにとっては大正解でした。
前半3日間でヘトヘトになっていたので…(笑)
「5日間通しはきついかも」という場合は、申し込みの際に学校側に相談してみてください。
割とフレキシブルに対応してくれると思います。
ランチタイムの国際交流が楽しかった
ランチタイムに他のタイ人生徒さんと交流できる時間が何よりも楽しみでした。
向こうから「お昼一緒に食べよう」と誘ってもらったり、こっちから誘ったり。
タイ語や日本語を教え合ったり、互いの国の文化についてシェアをし合ったりして、新しい世界を知れてとっても楽しい時間でした!
彼女たちの話を聞いていて興味深かったのは、なぜかドイツでマッサージ師として働きたいという人が多いことでした。
1人や2人とかではなく、5,6人くらいいました。
今日は初めて話すタイ人生徒さんたちを誘って5人でランチ。皆良い人で楽しい時間だった🥰
驚いたのは「ドイツでマッサージ師として働きたい」タイ人生徒が5人以上いたこと。なぜ皆ドイツ?🇩🇪
確かにドイツではタイマッサージが大人気で稼ぎも良いみたいだけど、こんなに一極集中するのは興味深い🤔 pic.twitter.com/VjESOAXhea— ぴっぴ@バンコク在住ブロガー (@pippirotta39) March 5, 2021
ドイツ人のご主人と国際結婚をしている女性は、ドイツで本格的にマッサージの仕事をするために資格を取るのだと言ってました。
話によると、ドイツではタイマッサージが大人気で給料も良いそうで、帰ったらその資格を生かしてバンバン稼ぎたいとのこと。
確かに、そんなにドイツに関わる人が多いのは興味深いね。
何か理由があるのかな…?
普段なかなか関わる機会がない人たちと関わることができて本当に嬉しかったです。
国際交流したい方は、ぜひランチタイムに声をかけてみてくださいね♪
本校を選んで良かった
私は次の理由から、本校にして良かったと感じました。
- 受講料がスクムビット校より安い
- 国際交流ができる
- 王宮エリア周辺の散策が楽しい
生徒はタイ人が一番多いですが、世界各国から受講者が集まってくるので、国際的な雰囲気の中で授業を受けられるのは本校の大きな魅力です。
たとえ言葉が通じなかったとしても、同じ部屋で長い時間過ごしていると勝手に親近感がわいて打ち解けていきます。
私はタイ語がほとんど話せないのですが、タイ語ができればもっと深く交流できたなと思います。
タイ語勉強しよう…!笑
学校周辺の散策やお洒落スポット開拓が楽しかった
本校周辺にはお洒落で可愛いカフェやレストランがたっくさん!
学校帰りに色んなスポットを開拓していくのもすごく楽しいのでおすすめです。
チャオプラヤ川沿いにも素敵なレストランやバーが多く、夕日や夜景を眺めながらお酒を飲むのも最高です。
「学校お疲れ様!かんぱーい!!」って友達と飲んだ夜。
授業以外にも楽しみがあると、モチベーションアップにつながりそうだね。
王宮エリアは散策のしがいがあるね。
「今日も授業頑張った~!」っていう達成感と共に食べるスイーツは最強のご褒美だったよ。
まとめ
以上、ワットポーマッサージスクール本校の基礎コース5日間の体験談でした。
学校に通うこと自体が物凄く新鮮で楽しかったし、まさに「タイでしかできないこと」を目一杯楽しめたと思います。
いくつになっても新しい挑戦は世界観を広げてくれるし、とても刺激的で楽しいです!
良い経験になって良かったね!
ボクもタイマッサージ習おうかな~♪
興味がある方は、ぜひ本場タイでタイ古式マッサージを学んでみてくださいね♪