もうすぐ彼氏の誕生日なんだけど何をしよう…
喜んでもらえる楽しい演出をしたいなぁ。
夫の誕生日に特別なディナーを作りたいんだけど、簡単で見栄えがするレシピはないかな?
そんな方にご提案。
「手作りのフレンチフルコース料理でおもてなし」はいかがでしょうか?
「フレンチフルコース」なんて、なんだか難しそうだしハードル高いなって思いますよね。
しかし意外や意外、レシピによってはかなり簡単にお洒落で見栄えのする料理が作れちゃうんです。
ぴっぴ
私もフレンチなんて作ったことない超初心者でした。
でも先日夫の誕生日に思い切ってフレンチフルコースに挑戦したところ、意外に簡単にできてすごく喜んでもらえたんです。
今回は自身の経験もふまえて次のようなことを紹介します。
- フレンチコース料理の一般的なメニュー
- フレンチ初心者でも簡単に作れるレシピ
- テーブルコーディネートのアイデア
- 雰囲気作りに役立つグッズ
いつもよりワンランク上の料理で彼氏や旦那さんを驚かせることができますよ♪
惚れ直されて愛が深まること間違いなし♡
それじゃあさっそく見ていきましょう!
材料調達・料理・テーブルコーディネート・部屋の雰囲気作りなど、全体の準備にはそれなりの時間がかかると思います。
(私は2日かかりました)。
でもその過程はとてもワクワクするので準備時間も含めてめいっぱい楽しんでくださいね。
フランス料理について
西洋料理の代表格であるフランス料理。
そもそもフランス料理ってどんな料理なんでしょうか。
料理を作るまえに少しだけ知識をいれておきましょう。
フレンチのルーツはイタリアン
実はフレンチのもとになったのはイタリアンだと言われています。
え!そうなの!?
フランス料理の源流である宮廷料理は14世紀ごろに発祥しました。
当時はマナーや作法などは存在せず、さまざまなメニューがテーブルに並べられていました。
しかし1533年、イタリア名門貴族であったカテリーナという女性がフランスのアンリ2世に嫁いだのをきっかけに、フランス貴族の食卓は一変します。
カテリーナはお抱えのイタリア人シェフをフランスに引き連れ、イタリア料理だけでなく食器やマナーもフランスに持ち込みました。
初期のフレンチ
- 肉や野菜などのロースト料理が中心
- 素材を焼いただけのシンプルな大皿料理が中心
- 手でつかんで食べていた
- 明確な作法は存在しなかった
イタリアンの影響を受けた後のフレンチ
- ナイフとフォークを使う食事作法が一般的になった
- 香辛料やソースがふんだんに使われるようになった
- イタリアからの影響でマナーも確立(スープは音を立てずに食べるなど)
イタリア料理の影響を大きく受けたフランス料理でしたが、当初は特権階級しか口にすることができないものでした。
しかし18世紀末のフランス革命により、庶民にもフランス料理が広まっていったのです。
(参考:『意外に知らないフランス料理の歴史とは?』)
歴史って奥が深くて面白いね~!
メニューの順番と名前
今回は一般的な7品のコース料理を作ってみたいと思います。
どんなレシピにするか決める前に、メニューの順番と名前を確認しておきましょう。
では早速どんな料理を作っていくか考えていきましょう。
フルコース
前菜【オードブル】
「前菜」は食事を始めるにあたり食欲を促進させる働きを持っています。
ボリュームは少なめ、彩りの良さなどが重視されます。
胃袋を整える役割も担っていて、塩味や酸味のきいた料理が特徴です。
私が作ったのは「タコと野菜のマリネ」
★タコと野菜のマリネのレシピ
ゆでだこ、パプリカ、トマト、キュウリなどの野菜を1センチ角くらいに切って、そこにオリーブオイル、レモン汁、酢、塩コショウなどをお好みでいれて混ぜ合わせた簡単レシピです。
すりつぶした肉や魚、切った野菜をなどを四角い型にはめて焼くテリーヌなんかも、見栄え抜群でお洒落ですね。
スープ
「スープ」はメイン料理への入り口で、体を温める意味合いも持っています。
その種類は「透き通ったコンソメスープ」と「クリーミーなポタージュスープ」の2つがあります。
私が作ったのは「ジャガイモの冷製スープ」
★「じゃがいもの冷製スープ」のレシピ
ジャガイモをすりつぶしたものにコンソメを加え、牛乳や生クリームで味を調えたスープです。別名ヴィシソワーズとも言います。ミキサーを使えば簡単にできました。
上からバジルを散らせば一気にお洒落になりました♪
私はスープをだすときに「バゲット」と「バター」をつけました。
パンを切っただけなのに雰囲気がでるのでおすすめです( *´艸`)笑
魚料理【ポワソン】
「ポワソン」とは魚介・イカ・タコなどを使った料理のことで、肉料理のメインディッシュ前にだします。
肉より魚が先なのは、消化の良さを促すためなのだそう。
私が作ったのは「白身魚のポワレ」
★「白身魚のポワレ」のレシピ
鯛やスズキなどの白身魚をオリーブオイルとニンニクで焼いて、上からレモンバターソースをかけました。アスパラ・レモン・トマトなどの野菜を添えると華やぎました。
ちなみに「ソテー」、「ムニエル」、「ポワレ」の違いは以下のようです。
参考: 「ソテー」「ムニエル」「ポワレ」の違いは?
1、食材を少量の油で炒め焼きにするのが「ソテー」
2、魚に粉類をまぶし、バターなどで焼くのが「ムニエル」
3、肉または魚の切り身を油でカリッと焼き上げる「ポワレ」
私が作ったポワソンはカリっと感が足りなかったなぁ。
また挑戦しよう。
口直し【ソルベ】
ソルベとは「シャーベット」のことで、いったん口の中をすっきりさせるために出します。
魚料理で使われた油やソースの味を口の中から消し去り、次の肉料理へつなぐ役割を持っています。
私が用意したのは「メロンのシャーベット」
実は一からシャーベットを作るのが面倒で、私は「ガリガリくんメロン味」を削って作りました(笑)。
超ずぼらですが意外といけたので、アイスはかなりおすすめです。
肉料理【アントレ】
「アントレ」はフルコースの最大の見せ場であるメインの肉料理です。
鶏、豚、牛、羊、鹿、鴨など素材のバリエーションは豊富です。
私が作ったのは「牛肉の赤ワイン煮込み」
★「牛肉の赤ワイン煮込み」のレシピ
私は圧力なべを使って牛肉を煮込みました。人参のオレンジとパセリの緑で彩豊になりました。
ちなみに圧力鍋はかの有名なアサヒ軽金属の「ゼロ活力なべ」を2年前から使っています。
びっくりするほど驚くほど短時間で「こく旨カレー」や「トロトロな豚の角煮」が作れて本当に重宝しています。
簡単なのに手が込んだように「みえる」し、本当に買ってよかったと思うキッチン用品の1つです。
デザート【デセール】
「デセール」には「お皿や料理を片づける」という意味があり、メイン料理の後に出すデザートです。
一般的にアイスクリーム、ケーキ、フルーツなどが出され、味も見た目も楽しんでもらえるよう工夫されます。
甘いものは食事の最後の満足感を演出し、また食べたものを胃から腸へスムーズに送り込む効果もあるようです。
余裕がなかったもので(言い訳)、上の写真のケーキをお店で注文しました。
ブルーベリーチーズケーキです。
文字入れをお願いしたら、タイらしいポップな水色で書いてくれました♪
私は今回作っていないですが、お洒落なデザートやケーキの参考レシピを載せておきますね。
お店に行ってお誕生日ケーキを買うのが難しいときは、Cake.jpというケーキ専門の通販サイトが便利です。
日本各地のケーキ屋さんと提携していて、全国へケーキを届けてくれます。
「写真ケーキ」などのオーダーケーキ含む3000種類以上のラインナップがあるんだとか。
(※お祝い当日の前々日までに購入が必要です)
コーヒーと小菓子「カフェ・プティフール」
「カフェ・プティフール」はコーヒーと一口サイズの小菓子です。
小菓子は「焼き菓子」などが一般的のようです。
コーヒーの苦みがデセールの甘さを打ち消しさっぱりとした感覚に戻してくれたときにプティフール(小菓子)を味わいます。
私は今回コーヒーだけ用意しました。
これでコース料理の終了です。
次に、テーブルコーディネートです。
テーブルコーディネート
料理ももちろん大事だけど、それと同じくらい大切なのが「テーブルコーディネート」。
食器・装飾・照明などにひと工夫して、料理をより一層お洒落に&美味しく演出しちゃいましょう。
私はテーブルコーディネートに関する知識が全くなかったので、食器やカトラリー、グラスの並べ方などについてこちらのサイトで勉強させていただきました。
メニュー表
レストランのような雰囲気を演出するために、メニュー表を手作りするのはおすすめです。
デザインをいろいろ考えるのもすごく楽しいですよ。
私が作ったメニュー表です。
字が汚いのがばれますね(笑)。
マスキングテープを四方に貼ったら可愛く華やかになりました。
ナプキン
ナプキンには「布ナプキン」や「ペーパーナプキン」があります。
ナプキンをセットするだけで高級レストランのようなゴージャスな雰囲気を演出できます。
私はお花柄のペーパーナプキンにしました。
ナプキンの折り方がわからなかったので、こちらのサイト(「折るだけでで高級感アップ!ペーパーナプキンホルダーの作り方」)を参考にさせていただきました。
今回はナプキン折りの中でも最もポピュラーな「王冠折り」に挑戦。
一気にテーブルが華やかになりました。
ネットで探すといろんなナプキンが見つかります。
ポップなマリメッコ柄。
このレモン柄もすごく可愛い。
爽やかなイエローは夏場に使いたくなります。
テーブルクロスや食器とのバランスも考えながら考えたいですね。
洋食器・カトラリー・グラス
洋食器・カトラリー・グラスも重要ですよね。
作りたいメニューが決まったら、「この料理にはこのお皿を使おう」とかあれこれ考えるのが楽しいです。
「洋食器のそろえ方」についてはこちらのサイトが参考になりました。
私はすべての食器をホワイトに統一。
ホワイトはやっぱり使いやくていいですね~。
キャンドル・照明
キャンドルや照明を工夫するだけでロマンチックな空間を演出できます。
優しくやわらかい灯りって心地いいですよね。
ただし香りがあるキャンドルは料理の邪魔をするので食卓には不向きです。
食卓におすすめのキャンドルについては、こちらのサイト(種類別 食卓におすすめのキャンドルは?)が参考になりました。
私は小さなガラス容器にキャンドルを入れて明かりを灯しました。
すみません、花が邪魔して見えづらいですね。
間接照明の明かりとコラボしたつもりです(笑)。
ちなみについ最近こちらのLEDキャンドルライトを購入しました。
本物さながらのゆらめく炎を演出してくれる優れもの。
ライトだから安全ですしタイマー設定もできて便利なので気に入ってます。
特別な日の食卓テーブルに置くといい感じの雰囲気になりますよ♪
花
1輪でもお花があると一気にテーブルが華やかになります。
ぜひお気に入りのお花を飾ってみてください。
私は黄色のお花を白い陶器の花瓶にさしました。
【当日】シェフになりきるのも楽しい
お祝い当日はあなたのレストランに彼を招待しシェフになりきっておもてなししてください。
一品一品だしていくのが想像以上に忙しく、私はかなりドタバタしてしまいましたが…。
それもふくめてすごく楽しいですよ~♪
いかがでしたでしょうか。
お料理もテーブルコーディネートも雰囲気作りも大事ですが、最高のプレゼントはあなたの気持ちです。
世界にたったひとつのオリジナルな「手料理おもてなし企画」にこの記事が少しでもお役立ちできれば幸いです。
お2人の愛がより一層深まりますように♡