こんにちは、世界一周経験者のぴっぴです。
世界一周準備編、今回は長旅における最大のパートナー『メインバッグ』についてです。
メインバッグについての定番の議論が、
バックパックにするか、コロコロにするか。
どちらにもメリット・デメリットがありますし、もはや永遠のテーマとも言えそう。
私も色々と悩んだすえ、バックパックとコロコロの良いとこ取りともいえるスイッチバッグ(キャリー付きバックパック)に決めました。
スイッチバッグ?
実際に1年間の世界一周で使ってみたら、機能性抜群で最高でした。
今回はこの「スイッチバッグの魅力」についてたっぷりご紹介していきます!
- コロコロとバックパックのメリット・デメリット
- スイッチバッグとはなにか
- スイッチバッグの魅力
- スイッチバッグの注意点
「コロコロとバックパック」それぞれのメリット・デメリット
背負うタイプのバックパックとキャリーが付いたコロコロ。
長旅をするうえでどっちが使いやすいのでしょうか?
私は重い荷物をもって運ぶのが苦手なので、もともとコロコロ派でした。
どこへ行くにもコロコロ。
富山県アルペンルートの山小屋にまでコロコロで行って「山にコロコロでくるとは」とドン引きされたことがあるほど (笑) 。
でもバックパッカーって、背中に大きなバックパックを背負ってるイメージが強いですよね。
バックパックってかっこいいよなぁ。
その憧れも捨てきれない…。
どちらにしようか色々悩んで、ひとまず双方のメリットとデメリットを比較してみました。
バックパックのメリット
- 舗装されていない道や階段での移動が楽
- ザ・旅人感が満載
- バッグ自体が軽量
- 両手が自由に使える
バックパックのデメリット
- 背負うので体への負担が大きい
- 荷物の出し入れが面倒
- 暑い日は背中が汗でぐっしょり
- 鍵がかけられず防犯面で心配
コロコロのメリット
- 背負わなくていいので体への負担が小さく楽
- 荷物の出し入れがしやすい
- 鍵がかけられるので防犯面で安心
- 待ち時間に地面に置いておける
コロコロのデメリット
- 舗装されていない道や階段での移動が大変
- バッグ自体が重い
- 旅人感を醸し出しにくい
- 移動中は片手がふさがる
うーん…
どちらも一長一短あるね!
そうなんだよね。
だけど身長148センチの私が重いバックパックを背負って動き回るのはしんどそうだわ…。
私にバックパックはきつそうかな。
機能性重視な私が選んだ「スイッチバッグ」とは?
見た目のカッコ良さより機能性を重視することにした私。
見た目はあまり気にしないから、軽くて物の出し入れがしやすいバッグがいい。
そんな私が購入を決めたのがスイッチバッグです!
その最大の特徴は「転がす・背負う」 の両方ができるということ。
え、そんな万能なバッグがあるの!?
スイッチバッグ【OSOREY(オスプレー)ソージョン25(60ℓ)】を購入
スイッチバッグを販売しているメーカーはいくつかあったので、どの商品が良いか慎重に調べました。
さまざまなレビューを熟読し、使い勝手を想像してみて、高い品質に定評があるオスプレーに決めました。
『オスプレー ソージョン25』というモデルの商品です。容量は60ℓ。
当時Amazonで35,000円くらいで購入しました。
なかなかのお値段です。
現行商品は当時私が購入したものと仕様や値段が多少異なるようなので、各自でチェックしてもらえたらと思います。
防水対策の「レインカバー」は別途購入。
オスプレー以外に人気の高いメーカーのスイッチバッグはソロツーリストやイーグルクリークです。
合わせてチェック・比較をしてみてください。
スペック紹介
注文して数日後、ついに商品が届きました。
ワクワク。
めちゃくちゃ頑丈だと噂のホイールは、直径8センチで大きい。
これならヨーロッパの石畳でも難なく転がせそうです。
重さは3.6キロでそこそこの重量感はあるけど、一般的なスーツケースと比べると断然軽い。
布製の生地はかなりしっかりしています。
バッグの外にも中にもたくさんポケットがついていて、荷物を小分けに整理するのに使い勝手が良くて便利そう。
背面のチャックを開けると、背負うためのショルダーベルトが収容されています。
ウエストベルトもついているので腰の負担はかなり軽減できそうです。
実際に背負ってみると、私は身長が低いのでバランスが悪く亀の甲羅みたいになりました(笑)。
バックパックに比べるとフィット感は劣る印象なので、背負うのは「どうしても必要に迫られた時だけ」にしよう。
ちなみに私が購入したのは容量60ℓですが、ほかに「40ℓ」と「80ℓ」もあります。
実際に1年間スイッチバッグで旅した感想・おすすめ理由
実際に1年間スイッチバッグで旅をしてみて、本当に大正解だったと感じました!
その具体的な感想や良かったポイントについてお話します。
移動が楽ちん
とにかくこれに尽きます。
重い荷物は「転がす」と本当に楽ちんです。
とくに私のような「女性や小柄な方」の心強い味方になります。
頑丈な車輪で安心
スイッチバッグの車輪はとても頑丈なのでとても安心できました。
ヨーロッパの石畳もなんのその、壊れる気配もまったくありませんでした。
荷物整理がめちゃくちゃ楽
全開口をガバっと開けて荷物を整理できるのですが、これがめちゃくちゃ便利でした。
荷物の整理整頓や物の出し入れってほぼ毎日する作業なんですよね。
バックパックの人が「全部だしてまた入れなおして」をしているのを見て、けっこう大変そうだと思いました。
オスプレーソージョンは物の出し入れが簡単なので助かりました。
私には容量60リットルで十分だった
私のバッグはメインバッグとしては標準的な容量60ℓでしたが、これがちょうどよかったです。
ただ、現地のお土産をたくさん買いたいという人は大きめサイズの80ℓでもいいかもしれないですね。
大抵の場所は問題なく転がせる
バッグを転がせない場所も多いのではと心配していたのですが、想像以上に世界中どこでもバッグを転がすことができました。
アフリカの僻地でも、標高4000mのボリビアでも、赤土の大地のパラグアイでも問題なかったです。
結局一度も背負いませんでした。
スイッチバッグの注意点
本当に万能なバッグだね。
なにかデメリットはないの?
手にマメができる
重量感があるバッグを長時間転がし続けていると、ハンドルを強く握った部分に負荷がかかるため手にマメができやすいです。
私をふくめ、キャリー付きのバッグで旅していた人の多くが手にマメをつくっていました。
インドは気を付けて
私が旅したなかで、唯一バッグを転がせなかった場所があります。
それがインドのバラナシです。
インド!?
牛のう〇ちが大量に道に落ちているのです!笑
そんな道で転がすのは正直恐怖です。
さすがに転がす勇気がなくて手で持ち上げて運びました
「えいさ、こらさ、…」と必死に運んでいると、インド人の少年が「持ってあげるよ」と手伝ってくれました。
まぁ、案の定チップを要求されましたが(=゚ω゚)ノ笑
皆さんもお気を付けくださいね。
さすが、インドあるあるだね…
メインバックはケチらないで
メインバッグは大切な旅のパートナーです。
多少高くても品質が高くて頑丈なものにした方が絶対にいいです。
けして安くはないですが、安心安全には変えられません。
ケチって安いものを買うと壊れやすかったり使いにくかったりすることが多く、かえってコスパが悪いですよね。
頻繁に売り切れているのでご注意を
商品によりますが、Amazonではよく在庫切れになっているのをみかけます。
お目当ての商品は定期的にチェックされることをおすすめします。
オンライン購入が難しそうな場合は、直接店舗に行ってみるのもひとつです。
体格・体力・旅スタイルに合ったメインバッグ選びを
コロコロとバックパックの良いとこどりできる万能なスイッチバッグ。
私にとってはこれ以上にない最強のメインバッグでした。
しかし人によってベストな選択は違います。
- 見た目重視なのか
- 機能性重視なのか
- 価格重視なのか
優先順位を見極めて、あなたにあった運命のメインバッグを探してみてくださいね。
準備もめいっぱい楽しんでくださいね!
ボクもスイッチバッグ欲しい~♪