こんにちは、世界一周経験者のぴっぴです。
今回は自己紹介をかねて、私が世界一周した理由と実現するまでのプロセスについてお話します。
ポンがぴっぴにインタビューしていくよ♪
- 将来的に世界一周をしたいと思っている人
- 世界一周に興味がある人
- やりたいことがあるけど一歩踏み出せない人
- ぴっぴが旅した理由がシンプルに気になる人
この記事で伝えたいメッセージがあります。
- やりたいことをやろう
- ベストタイミングを見極めるのは大事
とくに「やりたいことをやる」というのは私が常に意識していること。
世界一周帰国後の2017年に地元岡山の新聞社でとりあげていただいたときも「やりたいことやろう」という見出しをつけていただきました。
「やりたいことをやる」ってシンプルなようで意外に難しいですよね。
でもこの記事を読んでくださっているあなたには一歩踏み出してみてほしい!
私は夢の世界一周を実現できてわりと人生が変わりました
この記事が世界一周に興味がある方だけでなく「やりたいことがあるけど一歩踏み出せない」とモヤモヤされている方にとっても、なにかヒントになるものがあれば幸いです。
ぴっぴの世界一周概要
ぴっぴの世界一周の概要を教えて?
2016年2月から2017年2月まで、1年間の世界一周をしました。
- 中南米 (5か月半)
▶メキシコ、キューバ、グアテマラ、コロンビア、ペルー、ボリビア、アルゼンチン、パラグアイ、ブラジル - ヨーロッパ(2か月)
▶ポーランド、ウクライナ、チェコ、ハンガリー、オーストリア、ドイツ、スペイン、ポルトガル - アフリカ(2か月)
▶モロッコ、ケニア、ウガンダ、ルワンダ、タンザニア - 中東 (2週間)
▶イスラエル(パレスチナ自治区)、ヨルダン - アジア (2か月)
▶インド、タイ、ミャンマー、カンボジア、ベトナム
世界一周では29ヵ国83都市を訪れました。
世界は想像以上に美しく優しくてときに残酷で、言葉では表せないほど素晴らしかった…。
そこで見聞きしたことは私の価値観に大きな影響をあたえ、世界一周をして人生が変わったと本気で思っています。
私が世界一周した理由▶やりたいことをやりたかったから
なぜぴっぴは世界一周を決めたの?
やりたいことをやりたかったからだよ。
私は旅が好き。海外が好き。
人生一度きり、ときめきを感じられる大好きなことを全力で楽しみたい!
そんなシンプルな理由でした。
多くの人が「やりたいことをやらない」
世の中はありとあらゆる夢や願望であふれています。
でも実際には多くの人がやりたいことをやらない。
なんでだろう?
その理由は人によってさまざまですよね。
なにか新しいことを始めるときはリスクや犠牲もつきものです。
- お金がないから
- 時間がないから
- 若くないから
- 将来が不安だから
- 世間の目が気になるから
- 家族や恋人に反対されるから
私も世界一周をするために「仕事を辞める」「彼氏と遠距離恋愛になる」など犠牲やリスクがありました。
しかしリスクや犠牲を恐れて足踏みしていると、やりたいことができないまま人生が終わる。
これが残酷な現実。
やる人はやるし、やらない人はやらないのです。
私はやりたいことをやる人生がいいと思いました。
世界一周を決意するまでの経緯
ぴっぴはいつから海外に興味があったの?
小学生のときのアメリカ家族旅行が原点だったと思う。
(小学生時代)初海外のアメリカでカルチャーショック
私にとっての人生初海外は、小学3年生のときに家族で行ったアメリカ旅行でした。
サンディエゴに住む母の友達に会いにいったんです。
そして現地で見聞きしたものすべてに衝撃を受けました。
- ヘソ出しルックで颯爽と歩くブロンド美女
- 超ビックサイズのハンバーガー
- 小さな女の子が耳にピアスをあけていたこと
- ロサンゼルスのディズニーランドで食べた虹色の綿あめ
- ビュンビュン飛ばす高速道路
- メキシコとの国境付近で見かけた「難民に気をつけろ」の看板
ぜんぶクールでかっこよく見えて「外国ってすげーーー!!!\(゜ロ\)(/ロ゜)/」と大興奮したことを覚えています (笑)。
(大学時代)国際交流団体の活動で海外への興味が加速
海外に強い興味をもちはじめた私は、大学で国際交流団体ISAに所属しました。
どんなことをする団体なの?
ISA会員になると海外開催の国際交流プログラムに参加することができます。
私もドイツ・フィリピン・韓国などあらゆる国で開催されたプログラムに参加して、現地の学生と交流する機会を得ました。
異国の人との交流を通じて新しい価値観や考え方にふれ、なにか新しい世界が開けた感覚がしました。
英語の喋れなさに落ち込んで本気で英会話を勉強しはじめたことも。
(英語の奮闘記についてはこちら▼)
「新たな世界を知る」ってこんなに楽しいことなのかと実感したのです。
これらの経験は海外への興味を加速させることになりました。
バンコクでの出会いにより世界一周を決意!
ぴっぴが世界一周を決意したのは何がきっかけだったの?
2011年のタイ・バンコクでの出会いだよ。
大学4年生の夏休みに、私は人生初海外一人旅をしにタイのバンコクを訪れていました。
そしてバックパッカーの聖地カオサンの安宿で「世界一周旅行者」を名乗る1人の青年に出会ったのです。
彼は私と同い年で「今は東南アジアをまわっている」とのこと。
とても刺激的な出会いでした。
「世界一周」という言葉を耳にしたことはそれまでにもありました。
それはとてもワクワクする言葉でしたが、そんな大冒険は自分の人生とは無縁のものだと思って疑いませんでした。
でも彼の話を聞いて「世界一周」がすごく身近に感じられてきたんです。
そして思いました。
あれ、これもしかして私にもできるんじゃないの??(・∀・)
タイから帰国後、青年に教えてもらった「世界一周ブログ」を貪るように読み、世界一周旅行者がたくさんいることに驚きました。
私も世界一周がしたい!
未知なる世界を見たい、知りたい、感じたい!
一度きりの人生、今しかできないことがある!
胸が熱くなった私は、こうして私は世界一周を決意したのです。
なんと…
たった1つの出会いがぴっぴの人生を変えることになるんだね…!
世界一周のベストタイミングを見極める
世界一周を決意したとき私はこんな状態でした。
- 大学4年生
- 就活を終え内定を頂いていた
- 貯金はほぼない
内定は「一生この会社で働きたい」と本気で心に決めた会社からいただいてました。
人生を逆算して出発時期を考える
ぴっぴが実際に世界一周に出発したのは決意してから5年後だよね?
どうしてその時期にしたの?
自分にとってのベストタイミングを考えたらそうなったんだよ。
世界一周しようと決めてから、私はさっそく実現に向けて計画を立てはじめました。
出発までの準備期間にすること
- 社会人経験を4~5年間積む
- 旅の資金を十分に貯める
出発のタイミングは26歳か27歳
- 若くて体力がある時期➡20代がいい
- モチベーションが高い時期に出発したい➡できるだけ早い方がいい
- 30歳までに結婚したい➡29歳までには旅を終えていたい
キャリアや旅資金のことを考えると4,5年は社会人経験を積む必要がある。
まずは内定をいただいた会社でしっかり働こう、そう決めました。
私の世界一周のベストタイミングは26、27歳
出発のベストタイミングはいつがいいのかも色々考えました。
30歳までに結婚したいから「29歳までには帰国したい」、とか…。
逆算していったんだね。
自分の優先順位や起こりうるリスクを考えた結果、出発時期を26歳か27歳に設定するのがベストということになりました。
社会人としてある程度の経験を積んでから旅に出たほうが、世界をより多角的にとらえることができるのではないか、とも思ったんです。
時期を決めたらすぐに、大学3年生の時から作成していた「人生設計図」に世界一周を組み込みました。
ベストタイミングはある
「なにかを始めるのに遅すぎるということはない」という言葉はとても素敵だと思います。
でもいっぽうで、なにかを始める「ベストタイミング」もあると思っています。
ベストタイミング…。
たとえば世界一周であれば、基本的には体力が必要になります。
年齢を重ね体力が衰えてからの世界一周は、若い時に比べると一般的には難易度が増すのです。
私も旅しているあいだは、20時間以上の長距離バスに乗ったり、重い荷物をもってデコボコ道を移動したり、体力が必要になる場面がたくさんありました。
「挑戦するタイミングを逃して後悔している」という人の話は数知れず。
やりたいことを実現するためにベストタイミングの見極めはとても重要なのです。
あるていど慎重に計画を立てるのも大事かもしれないね。
モチベーションを5年間維持した方法
ぴっぴは2011年に世界一周を決めて2016年に出発してるから、5年間夢をあたためてたわけだよね?
モチベーションはどうやって保ってたの?
おもには次の4つのことをしていたよ。
- 目標を具体化・見える化する
- 旅に関する本を読む
- 世界一周イベントに参加
- 周囲に夢を公言する
目標を具体化・見える化する
自分のやりたいことをぼんやりイメージするだけではなく具体的に「プランを描いて見える化」することにより、目標の実現率は大きく変わってきます。
大事なのは「意識し続ける習慣を作る」こと。
私は「人生設計図」をエクセルで作成したり、「世界一周でやりたいことリスト」を作成したりしてモチベーションを高めていました。
目標に具体性を持たせるとモチベーションが上がります。
例えば「グアテマラでスペイン語留学をする」といったように、場所・内容・時期などを具体的に書いておくと、目標が細分化され意識もしやすくなります。
(私の『世界一周でやりたいことリスト88項目』をすべて公開!▼)
帰国後の目標を用意しておくのもおすすめです。
私は「帰国後したいことリスト」を3つ作っていました。
- 講演会
- メディア出演
- 本の執筆
(▲講演会とメディア出演は達成済み)
「旅に関する本」を読む
「旅」や「世界一周」に関する本を読んでモチベーションを高めていました。
まだ見ぬ未知の世界に思いを馳せながら、旅のルートや行きたい場所について考える時間はとてもワククワクするものでした。
旅の必需品や節約術など実践的なノウハウも学びました。
「世界一周イベント」に参加する
実際に夢を叶えた人の話を聞くのって、ものすごいモチベーションが上がります。
地元岡山では「世界一周イベント」の開催がほとんどなかったので、京都のイベントに参加して世界一周経験者の話を聞くなどしました。
憧れの女性バックパッカーにお会いすることができて大興奮しました!
周囲に夢を公言する
周囲に自分の夢を公言することで、自分の行動を加速させることができます。
周りを巻き込むことで「頑張らねば」という気持ちが高まるし、応援してもらえるかもしれません。
私も世界一周を決めたときから、家族や友達にそのことを伝えていました。
とくに「若い人」は応援してもらいやすいと思います。
「何かに挑戦する若者」って、それだけで魅力的なんです。
SNSが便利な時代なので、Twitter・Facebook・Instagram・ブログなどで夢をシェアしてみるのもおすすめです。
私は当時アメブロで世界一周準備ブログを書いていました。
お金はどうやって貯めたの?
世界一周ってお金たくさんかかるでしょ?
どうやって貯金したの?
地道に貯金して貯めたんだよ(笑)。
安心安全な旅をするために十分な資金は絶対に必要です。
私の場合は社会人になるまえに「4~5年間働いて、毎年100万円ずつ貯める」という目標設定をしていました。
実際に貯められたの?
うん、ほぼ計画通り貯金できたよ。
明確な目標があったから節約生活も楽しかった。
ちなみに見落としがちですが、旅資金は帰国後の生活費数か月分もふくめて確保しておくことをおすすめします。
こちらの記事で「世界一周の費用」について詳しく書いています。
世界一周に恐怖はなかった?
世界には危険な国がいっぱいあるよね。
準備期間中はそれに対しての不安や恐怖はなかったの?
世界一周に対する不安や恐怖はほとんどなかったんだよね。
正確にはいくらかはあったと思うけど、ワクワクする気持ちの方が圧倒的に上回っていたんだ。
それよりも彼氏(現在の夫)との遠距離恋愛がうまくいくかのほうが不安だったよ…
「不安な気持ち」は往々にして情報不足・知識不足からくる
あとは情報収集をかなり徹底していたから不安が軽減できていたのかもしれません。
不安な気持ちのほとんどが情報不足や知識不足によるものだと思うんですよね。
たとえば「やりたいことがあるけど一歩踏み出せない…」という要因のひとつに、未知の世界に対する漠然とした恐怖が考えられると思います。
私もカオサンの安宿で世界一周する青年に出会うまで「世界一周なんて自分には無理…」と思っていました。
しかし蓋を開けてみるとどうでしょう。
- あるていどのまとまった貯金
- ちょっとした度胸
この2つさえあればだれでもできると思います。
世界一周はすごいことでもなんでもありません(笑)。
やりたいことについてどれだけリサーチできているか、これが運命を分けることもあるかもしれませんね。
(▼世界一周のリスク対策について)
やりたいことをやろう!日本に生まれたあなたは運が良い
最後にお伝えしたいこと。
それは「日本に生まれただけであなたはとても運が良い」ということです。
日本は経済的に豊かで、自分の意志で自由に行動することができます。
「生き方を選択できる」という環境は間違いなく恵まれています。
世界を旅するなかで、自分が生まれ育ってきた日本とのギャップに胸がキュッとする瞬間が何度もありました。
1日たった3ドルという給料で過酷な労働をするボリビアの鉱夫たち。
彼らが生き方を選択するのはなかなか難しい。
パレスチナ自治区では、その日常すら脅かされ続けていた。
地雷におびえながら生活するカンボジアの人たち。
安全に暮らすことができるだけでも恵まれているんだと痛感した。
世界はとても理不尽です。
しかし私たち日本人の多くは、生き方を選択しやりたいことができる環境に生きているのです。
この恵まれた環境を利用しないのは本当にもったいないと思います。
日本という国に生まれて本当に運がいいと思っています。
世界一周を実現して人生が何倍も豊かになったし、後悔は1ミリもありません。
ちなみに、今ぴっぴがやりたいことってなんなの?
ずばり、ブログを書くことだよ。
今がベストタイミングだと思うからこうやってブログを書いてるんだ。
人生は長いようでとても短い。
死ぬときに後悔しないよう、やりたいことをやりましょう。
この記事が皆さまにとってなにか参考になるものがあれば心から嬉しいです。
一度きりの人生楽しんでいきましょう!
今日が人生で一番若い日だもんね。
ボクも前から興味があったプログラミングの勉強始めてみようっと♪