こんにちは、タイ在住のぴっぴです。
今回は英会話力ゼロだった私が独学で勉強して話せるようになるまでの『英会話の勉強ヒストリー』についてシェアさせてもらいます！
今でこそ海外の友達と英語で楽しく会話したり遊びにでかけたりできるようになりましたが、もともとは英会話なんてさっぱりピーマンでした。
ぴっぴはいつから英会話の勉強を始めたの？
私が本格的に英会話の勉強を独学で始めたのは大学1年生のとき。
義務教育で学んだはずの英語がまったく話せないというショッキングな経験がきっかけでした。
すごく悔しかったし、このままじゃ嫌だ！って思いました。
そこから独学で英会話の勉強を始め、時間はかかりましたが実践を積み重ねていくなかで着実に上達していきました。
今では英語で楽しく会話ができるようにまでなったので、成長したなぁって思います。
自画自賛★
英語を通じて世界中の人と考えや価値観をシェアできる喜びを知り、私の世界観は大きく広がりました。
英語はまちがいなく「人生を豊かにする最強のツール」だと確信しています。
私は英語が話せるようになって割と人生が変わりました。
もし今あなたが英会話に興味がある、あるいは勉強するか迷っているのだとしたら、ぜひとも挑戦していただきたい！
インターネットで簡単に世界と繋がることができる現代において、英会話を学ぶハードルはかつてないほどに下がっています。
この記事が「これから英会話を勉強しよう」と思っている方、あるいは現在勉強中の方にとって、何か励みになるものがあれば幸いです。
- 私が英会話の勉強を始めたきっかけ
- 独学で英語が話せるようなるまでにやったこと
- 英語が話せるようになって変わったこと
もともと英語は苦手科目だった
中学時代は動詞を2個並べて書いていた
もともと英語は苦手で、中学校のときは、“I am play tennis” とか普通に書いてました。
なぜ“am”と“play”を並べて書いていけないのかまったく理解できず、中学3年生のときにお世話になった家庭教師の先生をいつも困らせていました (苦笑)。
高校2年『DUO3.0』との出会いで成績アップ！
大学受験を翌年に控えた高校2年生。
あいかわらず英語の成績は伸び悩んでおり「マズイなぁ～」と危機意識を感じていました。
そんなときひとつの転機が訪れます。
それが英単語帳『DUO3.0』との出会いです。
私は当時かなりの参考書マニアだったんですが、数ある単語帳のなかでも群を抜いて最高の一冊でした。
DUO3.0をやりこんだ結果、1年後には語彙力を大幅にアップさせることができ、英語が一番の得意科目になったんです。
この時期にあるていどの基礎的なベースができたんじゃないかと思います。
（『DUO3.0』について詳しく知りたい方はこちらから▼▼）
しかしその後、「受験勉強の英語」と「英会話の勉強」が全くの別物であるということを思い知るのです…
えっ、・・・・
語彙が増えたのに英語がまったく話せなくてショック
大学では国際交流団体に所属
華の大学生活が始まった2008年春。
新入生歓迎会で配られるビラのなかで、とある団体が目にとまりました。
それが国際学生協会ISA。
日本国際学生協会は24ヶ国への送り出しと海外学生の受け入れを行い、国際交流事業を運営している学生団体です。
引用元：国際学生協会(I.S.A)公式HP
源流となる団体は1934年から続き、現在では約400人の学生が加盟し、7つの拠点に分かれて活動しています。
説明会で憧れのヨーロッパに行ける国際交流プログラムの話を聞き、
え！ヨーロッパ行きた～い！
となった私は軽い気持ちで入会を決めました。
ぴっぴ、単純…
衝撃の一言「6年間も勉強してなぜ喋れないの？」
大学1年生の夏休み、初めてISAの国際交流プログラムに参加しました。
このプログラムは日本の学生側が主催で開催され、海外からきた学生さんと寝食をともにしながら親睦を深めるのです。
海外の学生さんに会えるのをすごく楽しみにしていた私でしたが、当日に大きな問題に直面します。
英語がぜんぜん話せない…聴きとれない…（涙）
彼らと話したいのに、まったくもって英語が口から出てこないのです。
英語で質問できたとしても聴きとれる自信がない…
英語を話すのが怖くてずっと身をひそめていました。
しかしプログラムの最終日に、台湾人の女の子が話しかけてくれたんです。
ねぇ、日本では何年間英語を勉強するの？
私は必死に英語で答えました。
えーーと、中学校3年間と高校3年間だから、全部で6年かな。
すると彼女は驚いて言いました。
え！
6年間も勉強しているのになんでそんなに喋れないの？
彼女はすごく良い子でまったく悪気があったわけではなく、ただ純粋にびっくりしただけなのです。
でも私はこの一言がとてもショックでした。
彼女のいうとおり、6年間も英語を勉強したはずなのに私はまったく話せない。
受験勉強で頑張ったことは一体なんだったんだろう…
- 彼らと仲良くなりたい
- 海外のことをたくさん教えてほしい
- 日本のことも教えてあげたい
- 一緒にワイワイしたい
そんな熱い思いはあったのに…英語が話すことができず叶いませんでした。
せっかくの貴重な機会を無駄にしてしまったとも感じました。
とてもとても悔しくて悲しかったです…
でもこのとき、新たな熱い思いがフツフツと湧いてきたんです。
このままで終わらせたくない。もっと英語を話せるようになりたい!
そうか、これがぴっぴにとっての挫折体験だったんだね。
本気で「英会話」の勉強を開始
そこから本気で「英会話」に特化した勉強を独学で始めました。
それは「大学受験」の勉強とは全く異なる方法でした。
どんな勉強？
日常で頻繁に使うフレーズを覚える
まずは日常生活でよく使うであろうフレーズを覚えていきました。
たとえば会話の基本である「あいづち」です。
「そうなんだ！」や「たしかに」など普段当たり前のように使っているフレーズも、英語で何というのか知らないことに気付いたからです。
日常で使えるフレーズが習得されている参考書で勉強をしました。
シンプルで使いやすいフレーズが凝縮された本は英会話初心者の私にはぴったりでした。
発音の練習
それから発音の練習。
英語を話すときの「舌の使い方」についての本を読んだり、RとLの発音の仕方などお風呂で特訓したりしました。
『DUO3.0』の見直し
そんななか、ISAで秋に開催されるドイツの国際交流プログラムに思いきって応募したところ、参加が決定したのです。
ドイツで感じた「英語の可能性」と「新たな夢」
悔しい思いをした夏休みから3カ月後の、同年11月。
ドイツのケルンで開催される国際交流プログラムに参加するため、私は憧れのヨーロッパの地にひとりで降り立ちました。
プログラム期間は1週間です。
そのプログラムには13か国から23名の大学生が参加しており、そのほとんどがヨーロッパ出身者でした。
みんな当たり前のように流暢な英語を話していて、「やばい、とんでもないところに来てしまった…」と思いました。
完全に私のキャパ越えの空間で、正直逃げ出したかったです。
幸い私のほかにもう2人日本人の方がいらっしゃって、英語が流暢な彼女たちに何度も助けてもらい救われました。
参加者のなかで、間違いなく私が断トツで英語が喋れませんでした。
喋れなさすぎて恥ずかしいを通り越した私は「こりゃもう仕方ないわ」とある意味で吹っ切ることができたんです。
できないなりに精一杯頑張ろうと思いました。
英語が下手っぴな私を仲間にいれてもらえるのか、正直とても不安でしたが…
みんなとても親切で、私の拙い英語にも根気強く付き合い尊重してくれました。
「世界にはこんなに素晴らしい人たちがいるのか！」と心から感動しました。
彼らともっと仲良くなりたいと思って、私もできるだけ積極的に英語を話すよう頑張りました。
そのなかで、3か月前に比べて少しだけ英会話力がアップしていることに気付いたんです！
勉強の効果があったんだね！
プログラム期間中にはたくさんの異文化に触れました。
たとえば各国の料理を作ってプレゼンしあったInternational Dinner。
人生初のクラブデビュー。
ヨーロピアンは普段からクラブを楽しんでいるようで、毎晩のようにパーティーです。
「クラブなんて怖い」…そう思いながらも参加してみると、これがびっくりするほど楽しかった！笑
ほかにもドイツの民族衣装のコスチュームを着てカーニバルに参加したり。
すごい楽しそう！
もうすべてが刺激的で、心が震えるほど感動しました。
1週間という短い期間だったけど、毎日ワクワクして仕方がありませんでした。
「新しい世界を知る」ことがこんなに楽しいのか驚きました。
日本で生まれ育って日本のことしか知らなかった私にとって見るものすべてが新鮮で、何か新しい世界が開けた感覚がしたんです。
いろんな価値観やライフスタイルがあるというのに驚くと同時に「バックグラウンドが違っても、共通点もたくさんある」ということも知りました。
くだらないことで爆笑したり、イラっとしたり、似たようなことで悩んでいたり。
当時の私にとっては大きな気付きでした。
そして思いました。
英語の可能性って無限大だ。英語ができればいくらでも世界中の人と繋がることができるんだ…！
そして私に新しく芽生えた夢。
「いつか彼らと肩を並べて流暢な英語で語り合いたい」。
これはその後の人生における最大の目標になり、英会話を学ぶうえで大きなモチベーションになったんです。
ドイツの経験はぴっぴの人生における転機になったんだね！
アウトプットする機会を持ち続けた
そこから私はできるだけ「英語を話す機会」を持ち続ける工夫をしていきました。
どんなことをしたの？
大学の国際交流プログラム
大学時代は国際交流プログラムに７つ参加し、海外の学生さんと交流を深めました。
英語のディスカッションやプレゼンにも挑戦。
恥ずかしい失敗もたくさんしましたが、あえてキャパ越えの挑戦をすることで英語のスピーキング力を引き上げました。
ゲストハウス宿泊で国際交流
社会人になってからは「英語を話す機会」を得るのは大学のときほど簡単ではありませんでした。
そこで私が見つけた方法のひとつは「ゲストハウスで国際交流」。
ゲストハウス！？
国内・海外と世界中に点在する多種多様なゲストハウス。
国内でも海外の宿泊客が多いゲストハウスであれば、そこで出会った旅行者同士、英語で国際交流を楽しむことができるのです。
海外の方と出会ったときには積極的に英語で話しかけていました。
オンライン英会話
それからオンライン英会話。
もっとも気軽にコスパ良く英会話が学べる便利ツールです。
格安で海外の講師とマンツーマンのレッスンが受けられるなんてひと昔前では考えられなかったことです。
自宅にいながら世界とつながることができるって、本当にすごい時代ですよね。
ちなみに53歳からDMM英会話を始めた私の母は娘の私から見ても驚くほど上達し、彼女自身が「英会話は私の人生の生きがい」と語っています。
（私の母のインタビュー記事はこちら▼▼）
ぴっぴのお母さんすごいね。
トーストマスターズクラブ
トーストマスターズクラブ(Toastmasters Club)とは、おもに英語のパブリック・スピーキングスキルの上達を目的とするアメリカ発祥の国際的非営利団体です。
世界中に自主運営のグループが存在し、日本各地にも200を超えるクラブがあります。
誰でも入会できるので興味がある方はぜひ♪
このクラブでは趣味や仕事など好きなトピックについて英語でスピーチができます。
人前での英語スピーチは初めての経験だったのでとても緊張しましたが、発音・ジェスチャー・アイコンタクト・表情など新しいことをたくさん学べて本当に勉強になりました。
さらにこのクラブで学ばせてもらったことは英語のスピーチスキルに限りません。
英語を学ぶ上で大切なのは、語彙力、スピーキング力、リスニング力だけではない。
総合的な知識力も重要だ。
そう実感したんです。
総合的な知識力とは、たとえば歴史・政治・経済・文化・テクノロジーなどについてどのくらい知っているかということ。
日本語の会話でも、ベースとしての知識や文脈を知らなければ話を理解できないことって往々にしてありますよね。
「電気自動車」という英単語だけ知っていたとしても、近年のテクノロジーや電気自動車に関するニュースを把握していなければ、英語で意見交換をするのは難しいでしょう。
英単語を知っていることと中身がある会話ができるかどうかは、まったくの別物ってことだね。
そうそう。トーストマスターズクラブーのメンバーは英語が堪能なだけでなく博学で人間力が高い人ばかり。
スピーチの中身も深くて「すごいなぁー！」と憧れると同時に、自分がいかに無知で未熟かということも痛感したよ。
英会話力を上達させるためには、リスニングやスピーキングの練習だけでは不十分。
世界のあらゆる出来事に目を向け、歴史や哲学を学び、新たなテクノロジーや科学技術を知ること。
日々のニュースや情報にアンテナを張り、知識を蓄え、自分なりの意見を持つこと。
こういった日々の積み重ねがあってこそ、英会話力が活きてくるのだと感じました。
世界一周の旅へ
2016年には夢の世界一周の旅に出発。
旅先で出会った世界中の人と英語を通じてコミュニケーションをとりあい、新しい価値観や考え方を知ることができました。
英語ができなければ絶対に成しえなかった貴重な経験でした。
旅をしているあいだ「英語が話せて本当に良かった!」と思う瞬間が何度もありました。
英語ができたら本当に世界が広がるんだね！
現在の私の英語力
大学1年生のときの悔しい経験から約８年経った今。
現在の私の英会話レベルはどのくらいになったのか。
レベル８は、「英語での議論や会議をリードできるレベル」とのこと。
ぴっぴ、全然話せなかったのにすごく上達したじゃん！
ありがとう！
まぁ正直会議の進行ができるレベルではないと思うんだけどね～(笑)
英語が全く話せなかった大学1年生のときを思い返すと、我ながらかなり成長したなぁとしみじみ思います。
独学で英語が話せるようになるまでに私がやったこと
私が独学で英語が話せるまでにやったことはこの3つ。
- 日常で頻繁に使うフレーズを優先的にインプットした
- 発音の練習をした
- 英語が話せる機会を持ち続けた
「英会話の勉強」では、とにかく実際に英語を使い続けることが大切です。
今の時代は「オンライン英会話」など格安で英会話ができる便利な環境が整っています。
そういったものを積極的に活用し、インプットとアウトプットをバランスよく取り入れ、生きた英語に触れ続けることが何よりの近道かと思います。
あと私の場合、「話せなくて悔しい」という気持ちも大きな原動力になっていました。
失敗や挫折が成長につながっていたんだね。
英語は人生を豊かにする最強ツール
「英語は人生を豊かにする最強ツール」です。
英語ができれば世界中の人の価値観や考え方に触れることができ、新しい世界への扉が簡単に開けます。
私も英会話を勉強し始めてから、いかに自分が「井の中の蛙」だったかということに気付きました。
英語で海外の友達と心を通わせられる喜びを知ったし、広い視野で物事を考えることができるようになりました。
人生がシンプルに楽しく豊かになったんです！
ぜひこの楽しさや喜びを1人でも多くの人に味わっていただきたいから、『ぴっぴ便り』ではこれからも「英会話学習」に関するお役立ち情報を発信していきます。
私もまだまだ発展途上。
もっと新しい世界を見たいと思うから、日々精進中です！
英会話を勉強されている皆さん、一緒に頑張りましょうね♡
ボクもペラペラ目指して頑張る～！
（ぴっぴは日々発音の練習を特訓中です！笑▼▼）
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